鎌倉通″の登竜門ともいえる鎌倉検定。今年で5回目を迎える。検定受験生の予備校的存在が検定市民の会で、「歩き学び塾」を開催。この鎌倉検定を仕掛け市民の会代表をつとめる大津さんにお話を…。
きっかけは家族で訪れた京都旅行。そこで京都検定の存在を知る。「鎌倉でもやったら面白そうね」と話がはずみ、賛同者とともに「鎌倉検定の実現を目指す会」を立ち上げた。「全国に鎌倉フアンを増やし、市民には鎌倉の魅力を再発見してもらう。そのツールになればいいなと」。 やる以上は鎌倉商工会議所主催でなければということから商議所、市、観光協会などに働きかけ実現に。 こうして2007年第1回鎌倉検定がスタート。検定ブームのさ中ということもあり、受験者は1248人にも上った。 スタートを機に目指す会″も市民の会に名称変更、3級合格者を増やし、検定の底上げを図ろうと「鎌倉検定歩き学び塾」を発足させた。毎月第一土曜日、午前中が学び塾、午後が歩き塾で、市内の神社仏閣、名所を講師とともに見学する。70名の塾生の3分2は男性、中高年が多い。 「歴史好きは男性の方が多いのでしょうね。」 今年で3年目になるが、「最近は予備校化しているかな」とも。大津さんも昨年検定に挑戦、見事3級合格を果たした。 7月には第5回鎌倉検定試験が実施され、9月に新しい塾生も募集。 「若い人、女性などもっと裾野を広げたい」。 しかし、ブームが去り、近年は検定受検者も減り気味。鎌倉を良く知るフアンを1人でも多く増やしていくためにも、ブームで終わらせたくないという思いが強い。「資格取得者に何か特典がつく仕組みが作れないかなと思っているんです」。 新潟生まれ、鎌倉が大好きで銀行マンのご主人大津定博さん(鎌倉ガーディアンズ、犯罪から鎌倉を守る会代表)を説得、遠距離通勤を強いてまで埼玉から引っ越してきた大津さん。「尽きることのない鎌倉の魅力を掘り起こし、伝えるためにも検定をもっと実のあるものにしていきたいですね」と目を輝かせた。 ■鎌倉検定市民の会 TEL080−6658−9257